パーカー ソネット ボールペン -PARKER SONNET BALLPOINT PEN FRANCE T.III-
高級筆記具のパーカーの紹介ですが、私の所有する物は、あくまでも『プチ』です。
高級とつく筆記具は、本当に値段が高く手がだせないので、ボールペンでその値段は高いねと言うくらいの筆記具です。パーカーもピンキリなので、パーカー=『プチ』ではありません。
筆記具のパーカーと言えば、老舗中の老舗で世界的に有名なブランドで、1世紀以上前から存在していました。もちろん、その当時はボールペンではなく、万年筆でインク漏れのないペンを作成したのが始まりだそうです。
パーカーと言えば、クリップの形状が矢羽デザインで有名ですが、このデザインは、何度も変更されているようで、現在の矢羽デザインは、2015年にリニューアルした物です。
余談ですが、パーカーは、1969年に月面着陸を記念する「パーカークラシックスペシャルエディション」なる物を発売しているようです。月の砂を少量含有したモデルだそうで、オメガ スピードマスター プロフェッショナルとの共通点があり、少し興奮してしまいました。
パーカーの製造年月
私が所有している、ソネット ボールペンは、10年以上前に発売されたモデルです。2015年にクリップ形状の矢羽デザインがリニューアルされているので、リニューアル前のモデルになります。
年代の見分け方は、型番で見分けることができます。私のパーカーは、『T.III』なので年表と照らし合わせると、2005年の第1クォータなので1~3月に製造されたことになり、2018年現在、約13年が経っているボールペンになります。13年の間に、ここぞと言う時に何度も『サイン』として使用してきました。
豊富なリフィル(パーカーリフィル)
リフィル(ボールペン替え芯)は、パーカーの物ではなく、他社製のリフィルを使用しています。パーカーと言えば、ボールペン替え芯にまで名前が有るように、『パーカーリフィル』と言われている程有名で、他社製のボールペンでも標準で使用されている物が多いリフィルです。
私が使用している他社製のリフィルは、ITOYAが発売しているROMEOシリーズのリフィルに変更しています。もちろん、パーカーリフィルで形状もちゃんと合います。このリフィルは本当に書き味が滑らかで、ボールペンでは良くある書いている時の引っかかりや『かすれ』もほぼ皆無で、書いていて楽しくなるボールペンです。
不満点をしいてあげると、ペンサイズが1.0mmなので、少し太く感じてしまう所でしょうか。何か重要書類等の署名には、太字は向いていると思いますが、普段の手帳等に書き込む場合の実用には、ちょっと太すぎるかも知れません。
ちなみに、『永』の字は、書に必要な8技法が全て入っている字です。試し書きをする場合は、はねやはらい等の全ての技法が入っている『永』の字を書くと、自分に有っている書き味なのか確認ができます。
まとめ
パーカーは、持った感触も高級と思わせる、適度な重さとペン自体の絶妙な太さが、やはり老舗のブランドだと感じさせる物だと思います。
リフィルも互換性が高い物なので、色々な種類の書き味で楽しめるボールペンです。