スーツスタイルにも合うチャッカブーツ〜レッドウィング　ベックマンチャッカブーツ（REDWING BECKMAN CHUKKA BOOTS STYLE NO.9024）〜

レッドウィング　ベックマンチャッカブーツ-REDWING BECKMAN CHUKKA BOOTS STYLE NO.9024-

チャッカブーツの紹介です。

チャッカブーツは、くるぶし丈で2〜3組のハトメがあるブーツの事をいいます。

レッドウィングのチャッカブーツですが、色々な種類のチャッカブーツが存在しています。現行では、キャバリーチャッカであったり、ポストマンチャッカがあります。その中で、今は、廃盤になってしまいましたが、私が所有しているのは、ベックマンのチャッカになります。

ドレッシーな分ワイズも細身な作り

ベックマンですが、レッドウィングの創業者であるチャールズ・ベックマンの名が入った『ベックマンブーツ』は、現行品で人気のあるブーツです。その系統でチャッカを2010年に、販売しました。

チャッカは、現行のベックマンブーツとは異なるラスト（木型）を使用していて、よりドレッシーな形状になっています。ドレッシーになっているという事は、より細身に作られていて、ベックマンブーツと同じ感覚で履くとキツく感じるかも知れません。

私は、ベックマンブーツを所有していませんので、履き比べはしていませんが、チャッカを履いたときには、かなりキツく感じました。8インチモックトゥは26.5cm、ラウンドトゥは27.0cmを履いていますが、チャッカは、ラウンドトゥと同じ27.0cmでもワイズ（横幅）がかなり細身になっています。

履き始めは我慢が必要

履き心地は、ワイズが細い分、履き始めは足が痛くなってしまいました。その上、ソールのゴムの部分が、現行のベックマンブーツより薄いので、足に地面の感覚がダイレクトに伝わってしまい、その部分でも足が痛くなる原因でした。

こうやって書いていますと、良い所が無いように感じますが、あくまでも『履き始め』の時の事です。革やソールが、馴染んでくるとフィット感は良くなり、履いていても疲れることはなくなりました。全てのブーツに言えることだと思いますが、履き始めは足に馴染んでいなかったりして、痛くなるのはよくある事なので、それ程気になることは無いのかも知れません。ただ、足が痛くなくなるまでに、少し時間がかかる事が、気になる所だと思います。

アッパーレザーは、綺麗に履ける

ベックマンチャッカのアッパーのレザーは、現行のベックマンブーツと同様に、フェザーストーンレザーが使用されています。私のこのレザーの印象は、光沢が出るのに時間がかかる様に感じます。購入してから、2年以上経ちましたが、ようやくレザーに光沢が現れてきました。レザーは、柔らかくなって来ましたが、他のレッドウィングブーツと比べると、ややかために感じます。ドレッシーなので、型崩れが少ない、ややかための方がキレイめに履けるかも知れませんね。

ソールは薄いゴム

ソールは、現行ベックマンブーツと同じグッドイヤーウェルト製法で作られていますが、ヒールのゴム部分が、現行に比べて物凄く薄い作りになっています。やはり、ヒールからダイレクトに地面の硬さが伝わってきますので、慣れるまでは違和感があるかも知れません。同時に、薄いゴムなので、すり減るのが早くヒールの木部まですり減ってしまいました。こちらは、ソール交換がもちろん出来るので、それ程気にすることは無いので、経年変化だと思えば、これも楽しめるかも知れません。

まとめ

ベックマンチャッカは、ドレッシーな作りなので、スーツスタイルにも良く合うと思います。細身に作られているので、スーツスタイルでもスッキリ見えて、足元の表情も引き締まって見えます。

ベックマンチャッカ自体は、かなり細めなブーツになりますが、履きなれてしまえば自分の足にフィットして『自分だけのブーツ』になりますので、愛着が湧いてきます。