レザーブーツの傷はどこまで目立たなくすることができるのか-レッドウィング アイリッシュセッター 8インチ モックトゥ(RED WING IRISH SETTER 8″ MOC-TOE STYLE NO.9877)-
今回はブーツの傷です。
ブーツは、綺麗に履くブーツから、ワークブーツの様に傷が付いてなんぼ!まで様々です。ワークブーツのレッドウィングのモックトゥなので、傷が味になるのだから消す事はしなくても良い様に思いますが、不本意な傷なので、メンテナンスも兼ねてどの様になるのか、確認していきます。あくまでも、傷を消す方法では無いので、このやり方が正しい訳ではありません。その点はご注意を。
通常メンテナンスの一緒のブラッシングから
メンテナンスも兼ねて、傷が、どの様になっていくかを見ますので、通常のメンテナンスと同じように行なっていきます。まずは、ブラシで表面の汚れを落としていきます。深い傷ですと、どうしようもありませんが、表面の傷ですと汚れを落とす事が重要になってきますので、ブラッシングは念入りにやっていきます。
ブーツのベロ部分も綺麗に
ちょっと、傷のメンテナンスとは離れてしまうのですが、ブーツのベロの部分をよく見ると、ホコリがかなり溜まっていました。
ブラッシングでは、複雑な形状の所のホコリ等が、全て掻き出せないので、綿棒等の細い棒状の物で掻き出すと、上手くホコリが出てきます。子供用の綿棒が、細くて使いやすいと感じましたのでおすすめです。
水拭きでも問題なし
次に、固く絞った濡れタオル等で、更に表面の汚れを落としていきます。傷に汚れが付着している場合は、念入りに落としていきます。濡れタオル等で汚れを落とすと、傷の所が濃い色になりますが、焦らず綺麗に落としましょう。
ブーツは、乾くと傷の所は目立たなくなるので、汚れ落としに集中した方が良いと思います。
※全てのレザー製品が、水拭きで変色しないとは限らないので、革にあったメンテナンスで汚れを落としましょう。あくまでも自己責任でお願いします。
オイルの保湿で大丈夫
通常のメンテナンスでどこまで傷が目立たなくなるかなので、普段使用しているオイルのラナパーで保湿していきます。ラナパーでオイルメンテナンスをしましたが、傷はそれ程目立たずに保湿が出来ました。
最後は豚毛でブラッシングをしてオイルを馴染ませたら、布等で磨いて終了です。
まとめ
最終的には、傷は完全に消す事は出来ませんが、目立たなくしたり、馴染ませたりする事は、できると思います。傷が出来てもブーツなら仕方が無いと思うくらいで、ガンガン履いてメンテナンスをシッカリして行けば、『傷』が『味』になっていけると思います。