ラミー ノト -LAMY noto-
ボールペンの紹介です。
ラミーのボールペンのノト(noto)という物です。このボールペンは、日本人デザイナーの深澤直人さんデザインのボールペンです。
深澤直人さんですが、色々な商品デザインを手がけていて、有名な物だとauの携帯の『INFOBAR』シリーズや無印良品の『壁掛け式CDプレーヤー』などです。その中でも、これもかっ!というのが、パナソニックのトイレ『アラウーノ』でした。初期の製品のようですが、CMなどでもよく見かける『アレ』です。トイレからボールペンまで、デザインされている方です。
日本人デザイナーによるラミーボールペン
ドイツの筆記具メーカーのラミーが、日本人デザイナーの深澤さんに、デザインを依頼したボールペンなので、日本人なら買わないといけないと思い買いました。本当のことを言うと、丁度ラミーにハマっていた(ラミーサファリの万年筆)時に、雑誌の付録(?)だとおかしいですが、ラミーノトに雑誌が付いていた物を買いました。雑誌は、色々なデザイナーの作品等が書いてあり、ラミーノト自体はブラックで、深澤さんのサインが入った限定品になります。
デザインは日本らしく、ラミーらしく
にぎりやすく、書きやすい
ラミーノトのデザインは、ボールペンの軸自体は、三角形のおにぎり型になっています。よく子供の鉛筆等でも持ちやすい様に、三角形の形をしているのがありますが、それと同じ様に三角形の形状は、にぎりやすく書きやすい物になっています。
クリップは一体型
クリップは、三角形の軸と一体になっていて、デザイン重視な所があるかも知れません。厚手の生地を挟む事は出来るとは思いますが、形状的に不安な感じがします。もちろん、胸ポケット等の適度な厚みの物であれば、問題無く挟むことが出来ます。
ノック部分にもデザイン性あり
ボールペンのノック部分は、珍しい、だ円形(?)でとてもデザイン性に富んでいる形状をしています。ノックを押すと『カチッ』と音が出るのでは無く、静かに押されて、押したのに押されていないような、不思議な感覚になります。内部構造までもデザインするのかと思うと、デザイナーは本当に凄いと思いますね。
書き味はラミー
ボールペンのリフィルは、ラミー標準のLM16でブラック、ブルー、レッドがあります。書き味は、良くも悪くも普通な感じがします。物凄く書きやすい訳でもなく、かと言って物凄く書きにくい訳ではありません。
ラミーのリフィルは、以前紹介したパーカーリフィルの様に、他社も使用している訳では無いようなので、ラミーでしか扱っていないようです。パーカーの時は、リフィルが豊富にあったので、自分の好きな書き味に変えることは出来ましたが、ラミーはラミー専用になってしまっているので、この仕様で使う事になります。
書き味が、満足出来ないようであれば、ラミー用のアダプターが売っていますので、そちらで対応も可能です。このアダプターは、三菱のジェットストリームが使用出来るので、書き味は申し分無い物になると思います。
カラフルバージョンのノトは限定品?
所有しているラミーノトは、限定版の深澤さんサイン入りと、他に二種類所有しています。発売当初の2008年に、同時発表したブルーとオレンジを所有しています。もちろん、ラミーノトとしてのデザインは変わることがなく、色違いだけで単純にカラーが気に入ったので買いました。
現在(2018年9月)は、カラフルなノトは販売されていないようです。限定品であったかは不明ですが、現在では貴重なカラーになります。
まとめ
ドイツの筆記具メーカーが、日本人デザイナーに依頼するというだけでも、日本人として誇らしいですが、そのボールペンが今でも現役で販売されているのは、本当に嬉しい事だと思いますね。