腕時計のメタルベルトをレザーベルトに交換-オメガ スピードマスター プロフェッショナル(OMEGA SPEEDMASTER PROFESSIONAL)-
今回は、時計のベルトの交換です。
オメガ・スピードマスター・プロフェッショナルのメタルベルトをレザーベルトに交換します。
夏は、やはり腕時計のベルトは、メタル系でないと汗でベタベタになり、染みになってしまいます。時計は防水でもレザーベルトは流石に防水では無く、水洗いができる訳もないので、レザーベルトへの交換は涼しくなった季節にするのがベストだと思います。
レザーベルトは、ナチュラル色をチョイス
レザーベルトは、今流行の栃木レザーのナチュラル系の色合いを選択しました。ステンレススチールに薄い色合いのナチュラル色は、合わないかも知れませんが、経年変化(エイジング)を楽しみたいので、この色にしました。スピードマスター・プロフェッショナルには、黒系のコードバンの様な光沢が出てくるレザーを、チョイスするのも良いかも知れませんね。
レザーベルトの最初の保湿は重要です
ここからは、時計のお話と言うよりも、レザーのお話になってしまうかも知れません。レザー製品全般に言えることなのですが、使用前にまず、オイルを入れて保湿をします。
レザー製品(ブーツも含む)を買うと、長い間倉庫等で保管されていて、革自体が乾ききってしまっている状態の物もあります。その状態で使用してしまいますと、革がひび割れを起こしてしまい、寿命が短くなってしまいます。もちろん、オイルドレザーの様に、オイルを十分含んでいる革もありますので、全てには当たりませんが、心配であればオイルを塗ることをオススメします。
万能オイルで保湿
オイルを塗る前に、ブラシで軽くブラッシングし、表面のホコリ等を取り除きます。オイルは、万能オイルのラナパーレザートリートメントで保湿していきます。軽く塗るくらいで十分保湿出来るので、塗り過ぎには注意が必要です。
オイルが塗り終わった後は、少し浸透させる為に置いておきます。浸透すると光沢が薄くなってきますので、最後に乾いた布等で乾拭きして完成です。
ベルトの付替えはバネ棒外しで慎重に
付け替える前のメンテナンスが終わったので、ベルトを付け替えます。ベルトを買った時にバネ棒外しが付いていましたので、これを使用して、バネ棒を外していきます。
バネ棒外しがあれば、楽にバネ棒を外すことが出来て、すぐにベルトを替えられます。ただ、乱暴に扱うと時計にキズが付いてしまうので注意が必要です。
キズが心配な方は、バネ棒を外す時にバネ棒外しが当たる箇所にセロテープを貼っておくと、キズが付くのを防止してくれます。これなら心配せずにバネ棒を外すことが出来ると思います。
外した時に、普段汚れを落とせない部分が出てくるので、綿棒などで汚れを落として綺麗にしましょう。
後は、外した時の逆の方法で取り付けて完成です。バネ棒外しで時計をキズ付けないように注意しながらバネ棒を取り付けます。
ナチュラル色は経年変化(エイジング)が楽しみ
ナチュラル色は、思っていたほど悪くないと感じます。経年変化(エイジング)で色が濃くなってくると、時計との色味のマッチがより良くなってくると思いますので楽しみになります。
まとめ
途中、時計の事では無く、レザーの事になってしまいましたが、最初にやるメンテナンスも、大事な部分です。
色濃くなる程に時計とのマッチが良くなっていくと思いますので、更に楽しみながらスピードマスター・プロフェッショナルと付き合って行けます。