レザー小物バッグの傷をメンテナンスで消す〜ヘルツ ショルダーバッグにもなるベルトポーチ(HERZ BELT POUCH(E-37))〜
今回はレザー小物バッグのメンテナンスです。
以前、紹介しましたヘルツのベルトポーチのメンテナンスになります。傷がそこら中に付いていましたが、メンテナンスで消えたので参考になればと思います。
※革質によりメンテナンスが異なるので、方法は自己責任でお願いします。
ブーツと同じように、まずはブラッシング
まずは、ブーツ等と同じようにブラッシングをして表面の汚れやホコリを取り除きます。所々、複雑な作りをしているので、隅々までホコリ等を掻き出すように取り除きます。
表面の汚れを落とす
小物バッグは、ハード系のレザーなので、これもワークブーツのメンテナンスと同様に、固く絞った濡れタオル等で、表面の汚れや古くなったオイルを落としていきます。全体に拭かないと、逆に、シミになってしまいますので、革全体へ水拭きをおこないます。
水拭きで傷が消える
乾くと、この時点で傷が綺麗に消えていました。注意で書いたように、革質によってメンテナンスが違うので、全てに当てはまらないかも知れませんが、ワークブーツ同様にハード系の革質ですと、水拭きである程度の傷は消えます。
ちなみに、小物バッグは、ラティーゴというレザーになります。
雨のシミは革には天敵
以前、小物バッグを使用していて、急な雨にあった時のシミは、やはり消えませんでした。雨にあって、すぐにバッグ全体に水拭きをすれば、目立たなくなったかも知れませんが、少し放置してしまったので、雨ジミになってしまいました。急な雨等ですと、すぐにメンテナンスが出来ないので、天気には気をつけないといけないですね。
革への栄養補給はラナパー
次に革への栄養補給をしていきます。万能オイルのラナパーレザートリートメントを普段から使用しています。栄養補給と革への光沢、防カビ効果もありますので、本当に万能オイルでブーツから革小物まで使用しています。オイルを入れた後は、すぐに豚毛の硬いブラシでブラッシングして、半日ほど浸透するまで放置します。
最後は磨いて光沢を
浸透したら、柔らかい布等で隅々まで磨いていきます。この時にオイル等が残っていると、ホコリがオイルにくっついたり、カビが発生しやすくなりますので、綺麗に磨きます。最後に柔らかい馬毛等のブラシで、ブラッシングして完了です。
まとめ
革質によってメンテナンスは変わってきてしまいますが、傷や濡れてしまった時等であれば、この方法はお薦めです。
メンテナンスをすれば、革はよみがえり、経年変化も綺麗に出てくれますので、楽しみながらメンテナンスをしていきましょう。