万年筆の入門にオススメ〜ラミー　サファリ　万年筆（LAMY safari fountain pen）〜

ラミー　サファリ　万年筆 -LAMY safari fountain pen-

万年筆の紹介です。

ラミーの万年筆ですが、ラミーは、1930年創業のドイツの筆記具メーカーです。日本でも、どこの文具店や書店でも見る『超』が付くほど有名なメーカーですね。その中でも、普段使用する事が無く、敷居が高いと思われる万年筆を、身近な物にしたメーカーではないでしょうか。

長年愛されるデザイン

マイナーチェンジをしている？

ラミーの万年筆といえば、このサファリが有名です。デザインは、独特で若い人でも持っていて、違和感がない形状だと思います。基本デザインは昔から変更は無いと思いますが、マイナーチェンジはしているようです。私が所有しているラミーサファリのイエローは、クリップがブラックでペン先もブラックの仕様ですが、現行版（2018年9月現在）はクリップもペン先もシルバーになっています。

樹脂製ボディは軽量

ボディには樹脂製を採用されていて、軽くて丈夫な作りになっています。軽いといっても、インクカートリッジ等含めると適度な重さがあり、軽すぎて書きにくいと感じることは無いと思います。

グリップは疲れにくい

グリップ部分は、持ちやすいようにくぼみがあり、書きやすい形状になっています。筆圧が高めな私は、どうしても書いていると指が痛くなる時がありますが、サファリのグリップは持ちやすい形状だからなのか、指が痛くなりにくいように感じます。

クリップは良くできている

クリップは、頑丈な作りになっていて、厚手の物でも挟めるようになっています。形状は、デザイン的にもマッチしていて、なおかつフォールド感も充分あり、良く出来ていると思います。

ペン先は４種類

ラミーサファリの万年筆は、ペン先のサイズが４種類展開になっています。

EF        極細字
F          細字
M         中字
B         太字

所有している万年筆は、F（細字）になります。万年筆は、ペン先より細い字は書けませんが、太い字はある程度書く事ができますので、F（細字）を選びました。EF（極細字）とF（細字）は、ほとんど書いた時の太さが変わらないと、どこかのブログに出ていました。

私は所有している太さがF（細字）のみなので細かい事はわかりませんが、万年筆全般的に小さい文字は中々書けない物なので、EF（極細字）もF（細字）も本当に細かい文字を書かない限り、文字の太さはあまり気にならないと思います。さすがに、M（中字）やB（太字）になりますと、文字の太さは変わってくると思います。

７種類の色展開

ペン先は、変えたい場合は、変更することが出来るようです。ネットで探すとペン先のみが売っているのを見かけますが、意外と高いのと変更には当然ながら自己責任になりますので、ペン先を変えたいと思うのであれば、思い切ってもう一本買う事をオススメします。色展開も定番色は7種類で、シャイニーブラック・ホワイト・レッド・ブルー・イエロー・ブラックと2002年にスケルトンが追加されました。

毎年恒例の限定色

ラミーサファリは、定番色7色以外に毎年、限定色を出しています。私も限定色を2008年、2009年と買いました。

2008年は、ライムグリーンの明るい色合いでボールペンとのセット販売でした。特別なボックス仕様で、飾っておけるように、ボックスが全開出来るようになっています。

2009年の仕様は、ビビットなカラーのオレンジとピンクでした。2004年にもサファリ万年筆の誕生25周年記念でオレンジのサファリ万年筆が発売されましたが、その時は、クリップがレッドの仕様でしたが、2009年に再版されたオレンジは、クリップがシルバーになってピンクのサファリと同じ配色になりました。

2008年のライムグリーンと2009年のオレンジ、ピンクは、完全に保存用として使用していません。物は使ってなんぼなので、使用しないのは不本意ですが、ラミーサファリとしてはイエローがありますので、保存用になっています。

※2009年のオレンジは、良く見たらペンサイズがM（中字）でした。良く考えたら、買う時に限定版でM（中字）しか置いていなかった記憶が蘇ってきました。結局、保存用にしていますので、使用する事はないと思います。

まとめ

初めての万年筆としては申し分無い、リーズナブルな価格と長年愛されるデザインが、飽きのこない物だと思います。

毎年、色々な限定カラーで楽しませてくれる、収集欲も掻き立てられるラミーサファリの万年筆。一家に一つどうでしょうか。