山でもタウンユースでも履けるマウンテンブーツ〜ダナー マウンテンライト（Danner MOUNTAIN LIGHT NO.31522）〜

ダナー マウンテンライト -Danner MOUNTAIN LIGHT NO.31522-

マウンテンブーツの紹介です。

有名なダナーのブーツです。ダナーは、1932年に、チャールズダナーという人が立ち上げたブランドで、靴業界では、初めて『ゴアテックス』を使用したシューズを作成したブランドです。2012年に、ダナーブランドのラクロス・フットウェア社をABCマートが買収し、現在はABCマートが親会社として販売しています。

ABCマートでリーズナブルな価格で販売している、『TRAIL FIELD』なるマウンテン ライトに似ているブーツとは、別物になります。

ダナー式ステッチダウン製法

マウンテン ライトは、今でも、オレゴン州ポートランドの工場で一つ一つハンドメイドで作られており、製法は、ダナー式ステッチダウン製法で組み立てられています。ダナー式ステッチダウン製法とは、ステッチダウン製法は、アッパーの革をソールにかけて外側へ織り込んで縫いつける製法ですが、ここに『ダナー式』が加わると、手作業でブーツを作製し、品質チェックも欠陥が無いように細かくされている仕様が『ダナー式』の様です。

手作業で作製する事で、履き始めから快適な履き心地が体感出来るのだと思います。

快適な履き心地

所有しているマウンテン ライトは、酒々井プレミアムアウトレットのダナー専門店で購入したもので、実店舗にわざわざ行ったのは、どうしてもサイズ感がわからなかったので、実際に履いて確かめたかったからです。ダナーの専門店でしたので、マウンテン トレイル等と色々目移りをしてしまいましたが、雨の日でも履けるマウンテン ライトに落ち着きました。

サイズ感は、やはり実際に履いて確かめないとわからない物なので、実店舗での確認が必要だと思います。前もって少し大きめな作りだと、口コミ等で確認していたのですが、インソールを入れたかったので、実店舗で履いてサイズ感等を確認しました。

インソール無しでも履き心地は良いと思いますが、入れる事によりフィット感とクッション性の向上により、疲れにくくなると思います。靴の重さの割に、履いていても軽く感じるのも、クッション性のあるインソールのおかげかも知れませんね。

サイズ感は結局、口コミ通りの1サイズ下でした。ちなみに、ニューバランスは27.5cmの私が、インソールを入れてマウンテン ライトだと27.0cmでした。

ゴアテックスはムレ防止

もちろん、アッパーの革は防水性を兼ね備えたフルグレインレザーですが、内側も防水性があるゴアテックスで作られています。ゴアテックスは、防水性と透湿性を両立した素材の事で、内部からの汗等の水蒸気は通すが、外からの雨や水は通さないスグレモノです。

今は、ゴアテックスのシューズも珍しくないですが、当時はシューズに入れるというのは、画期的な事だったのかも知れません。ゴアテックスが内部に使用されているので、汗のムレはそれ程感じることがなく、快適に履くことが出来ます。

ソールはハイキングでも安心

ソールは、ビブラム製のクレッターリフトでやはりマウンテンブーツという登山向けのシューズだけあって、接地面をよく捉えられる様に作られています。私は、本格的な登山はしませんが、ハイキング程度の車山高原を歩いた時は、ゴツゴツした岩場であっても、滑る事が無く軽快に歩く事が出来ました。

登山をほとんどしないので、普段は、街中で使用することが多いですが、雨の日に重宝するだけで無く、晴れの日でもファッション性はバツグンだと思います。チノパンに合わせるのが、アウトドアファッションとして王道だと思いますが、ジーンズに合わせても違和感なく履ける物だと思います。

まとめ

本当に、履き始めから楽に履けて、靴ズレなどは全くなく快適なマウンテンブーツです。履いていて、軽く感じるのは、ハイキング等で長時間歩く場面では、本当に楽で足に負担が無い分、景色を思う存分に楽しめると思いますよ。

このブーツも経年変化（エイジング）が楽しみな革なので、今後も報告していきたいと思います。